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19週
神龍島一行は変装して小宝を生け捕りにしようと企むが、小宝にはバレており、逆に利用されてしまう。結果、蘇せん、阿珂、方怡、剣屏、曽柔、双児の六人の女が、小宝と共に麗春院で同衾することになった。
小宝を捜しに麗春院へやって来た天地会の面々は小宝が布団の中で、彼女達と戯れているのを見て、慌てふためくのだった。
六人の女達は、よくケンカをしひどい時はベッドを壊してしまうこともあった。小宝は、満悦だったが、阿珂だけは、死んでも小宝に屈しない姿勢を貫き、また曽柔は小宝に、人民を威圧するなと罵る。傷ついた小宝は阿珂を鄭克爽と共に台湾へ返させ、方怡と蘇せんをも解放した。残った双児と剣屏だけが、小宝を慰めるのだった。
皇帝から都に戻るよう命じられた小宝は、曽柔を庄家の幽霊屋敷へ送っている途中で、帰家の三人に出会う。天地会は、帰鐘が呉三桂の肩を持って話すのが気に入らず、ケンカをし始めた…。
20週
小宝は帰一家を騙して、自分は呉三桂の甥だと名乗り、帰一家はまんまと騙される。
陳近南は、小宝が帰一家に捕らえられたことを知り、庄家に救いにやって来るが、実は帰家の三人が、呉六奇を殺した犯人だと知る。
毒消しで目覚めた三人は、陳近南に聞かされて初めて、自分達が呉三桂の罠にはまり、良い人を誤って殺してしまったことに気づき、康煕帝を暗殺しようと決心する。
それを知った小宝は、康熙帝に密告しようとするが…。
康煕帝は、天地会が隠れて送ってきた秘密の手紙を入手し、ついに小宝が天地会の香主の身分でもあることを知ってしまう。天地会を徹底的になくしたいと思った康熙帝は、小宝に最終決定を下させようとする。
21週
康煕帝は、護衛の名目で小宝を軟禁状態にしていた。そして、天地会を一網打尽とするため小宝の屋敷を取り囲んでいた。
小宝は、天地会の兄弟たちを救うため、皇帝の意に逆らうことになることも省みず、トルンを殺害して、小宦官に扮して皇宮から逃げ出した。
そこでちょうど、彼を探しにやって来た建寧公主に再会する。彼女は、小宝の子を身ごもっっていたのだった。
小宝と建寧は、逃げている間に神龍教の教主に出会い、神龍島へ戻ることになった。そこで、陸高軒は、蘇せんが妊娠しているという秘密をうっかりしゃべってしまい、皆を驚かせるのだった…。
22週
神龍教の内部は混乱していた。洪教主は陸高軒らを殺し、蘇せんも殺そうとした。小宝は、彼女の身を案じて、かつて洪教主に教わった方法で、教主を殺してしまう。
小宝は、蘇せん、建寧、曽柔、方怡、剣屏を連れて神龍島を離れ通吃島へ逃げた。
そのころ鄭克爽は、施琅の追跡を受けていた。そこに通りかかった陳近南が鄭克爽を助ける。しかし、施琅の追撃は続き、陳近南らも通吃島へ逃げ隠れた。そこで小宝たちと出会う。小宝は久しぶりに阿珂に会えたことを非常に喜ぶのだった。
通吃島で清兵を抑えた陳近南らは、施琅にも一緒に台湾に逃げるように勧めるが、それは鄭克爽にとって不満だった。
また天地会の風際中は小宝を討とうとする。風際中は実は皇帝が天地会の中に放ったスパイであった…。
23週
康煕帝は、小宝捜索部隊に“小桂子”と叫びながら探すように命じていた。通吃島で、その懐かしい言葉を聞いた小宝は洞穴から出てきてしまう。捜索部隊が小宝に手渡した聖旨には、子供のころに一緒にオーバイを捕らえたときのことなどが描かれていた。聖旨から康熙帝の真意を読み取った小宝だったが、都には戻らず、このまま通吃島すむ生活を選ぶ。
それから数年後。呉三桂は平定され、鄭克爽は投降した。
阿珂と蘇せんと建寧公主は、小宝の子を産んでいた。男の子2人と女の子が1人、小宝はサイコロをふって子供の名前を考える。
そのころ康熙帝は、まだ小宝を宮中に呼びもどすことをあきらめてはいなかった。
康煕帝は、もう一度、小宝に都に戻るように伝える。小宝は、先に台湾を廻ってから都に戻ることにした。
24週
台湾に来た小宝。民衆へのウケもよく、うまい具合に台湾人から巨額の銀票を得てしまう。そこへソエトが皇帝の命で小宝を都に連れ戻すため台湾にやってきた。
小玄子が譲歩していることを知った小宝は。ついに都に帰って皇帝に再会する。
康煕帝は小宝に、鄭克爽がすでに清に降伏したこと、そしてもう鄭克爽を困らせないように告げる。三等の地位を与えられ鹿鼎公となった小宝だったが、あるとき道でばったり、自分が殺したはずのトルンに出くわした…
小宝はその後、ロシアとの領土交渉などの功績により、一等の地位を与えられる。
その帰り道、表通りで皇帝と小宝を罵っている人物に出会う。其の人物は、小宝を都に連れてきた茅十八であった…。
25週
康煕帝は、小宝に自らの手で茅十八を罰するよう命じていた。小宝は処刑の直前に策を巡らせ、茅十八を救うことに成功する。
また、天地会では小宝が陳近南と茅十八を殺した犯人だと誤解されていたが、双児が陳近南を殺した犯人が鄭克爽だったと彼らに説明し、事なきを得る。
天地会の兄弟達は小宝に謝り、天地会のために康煕帝を殺してくれと頼んだ。
康煕帝は、小宝を呼び出して、馮錫范の死の真相についての説明を、台湾の民衆にするように言う。このことは小宝に、どちらか一つを選ぶしか道はないということを暗示していた。
天地会と康煕帝の間で板ばさみのジレンマに苦しむ小宝。ついに決断してとった行動は…?
神龍島一行は変装して小宝を生け捕りにしようと企むが、小宝にはバレており、逆に利用されてしまう。結果、蘇せん、阿珂、方怡、剣屏、曽柔、双児の六人の女が、小宝と共に麗春院で同衾することになった。
小宝を捜しに麗春院へやって来た天地会の面々は小宝が布団の中で、彼女達と戯れているのを見て、慌てふためくのだった。
六人の女達は、よくケンカをしひどい時はベッドを壊してしまうこともあった。小宝は、満悦だったが、阿珂だけは、死んでも小宝に屈しない姿勢を貫き、また曽柔は小宝に、人民を威圧するなと罵る。傷ついた小宝は阿珂を鄭克爽と共に台湾へ返させ、方怡と蘇せんをも解放した。残った双児と剣屏だけが、小宝を慰めるのだった。
皇帝から都に戻るよう命じられた小宝は、曽柔を庄家の幽霊屋敷へ送っている途中で、帰家の三人に出会う。天地会は、帰鐘が呉三桂の肩を持って話すのが気に入らず、ケンカをし始めた…。
20週
小宝は帰一家を騙して、自分は呉三桂の甥だと名乗り、帰一家はまんまと騙される。
陳近南は、小宝が帰一家に捕らえられたことを知り、庄家に救いにやって来るが、実は帰家の三人が、呉六奇を殺した犯人だと知る。
毒消しで目覚めた三人は、陳近南に聞かされて初めて、自分達が呉三桂の罠にはまり、良い人を誤って殺してしまったことに気づき、康煕帝を暗殺しようと決心する。
それを知った小宝は、康熙帝に密告しようとするが…。
康煕帝は、天地会が隠れて送ってきた秘密の手紙を入手し、ついに小宝が天地会の香主の身分でもあることを知ってしまう。天地会を徹底的になくしたいと思った康熙帝は、小宝に最終決定を下させようとする。
21週
康煕帝は、護衛の名目で小宝を軟禁状態にしていた。そして、天地会を一網打尽とするため小宝の屋敷を取り囲んでいた。
小宝は、天地会の兄弟たちを救うため、皇帝の意に逆らうことになることも省みず、トルンを殺害して、小宦官に扮して皇宮から逃げ出した。
そこでちょうど、彼を探しにやって来た建寧公主に再会する。彼女は、小宝の子を身ごもっっていたのだった。
小宝と建寧は、逃げている間に神龍教の教主に出会い、神龍島へ戻ることになった。そこで、陸高軒は、蘇せんが妊娠しているという秘密をうっかりしゃべってしまい、皆を驚かせるのだった…。
22週
神龍教の内部は混乱していた。洪教主は陸高軒らを殺し、蘇せんも殺そうとした。小宝は、彼女の身を案じて、かつて洪教主に教わった方法で、教主を殺してしまう。
小宝は、蘇せん、建寧、曽柔、方怡、剣屏を連れて神龍島を離れ通吃島へ逃げた。
そのころ鄭克爽は、施琅の追跡を受けていた。そこに通りかかった陳近南が鄭克爽を助ける。しかし、施琅の追撃は続き、陳近南らも通吃島へ逃げ隠れた。そこで小宝たちと出会う。小宝は久しぶりに阿珂に会えたことを非常に喜ぶのだった。
通吃島で清兵を抑えた陳近南らは、施琅にも一緒に台湾に逃げるように勧めるが、それは鄭克爽にとって不満だった。
また天地会の風際中は小宝を討とうとする。風際中は実は皇帝が天地会の中に放ったスパイであった…。
23週
康煕帝は、小宝捜索部隊に“小桂子”と叫びながら探すように命じていた。通吃島で、その懐かしい言葉を聞いた小宝は洞穴から出てきてしまう。捜索部隊が小宝に手渡した聖旨には、子供のころに一緒にオーバイを捕らえたときのことなどが描かれていた。聖旨から康熙帝の真意を読み取った小宝だったが、都には戻らず、このまま通吃島すむ生活を選ぶ。
それから数年後。呉三桂は平定され、鄭克爽は投降した。
阿珂と蘇せんと建寧公主は、小宝の子を産んでいた。男の子2人と女の子が1人、小宝はサイコロをふって子供の名前を考える。
そのころ康熙帝は、まだ小宝を宮中に呼びもどすことをあきらめてはいなかった。
康煕帝は、もう一度、小宝に都に戻るように伝える。小宝は、先に台湾を廻ってから都に戻ることにした。
24週
台湾に来た小宝。民衆へのウケもよく、うまい具合に台湾人から巨額の銀票を得てしまう。そこへソエトが皇帝の命で小宝を都に連れ戻すため台湾にやってきた。
小玄子が譲歩していることを知った小宝は。ついに都に帰って皇帝に再会する。
康煕帝は小宝に、鄭克爽がすでに清に降伏したこと、そしてもう鄭克爽を困らせないように告げる。三等の地位を与えられ鹿鼎公となった小宝だったが、あるとき道でばったり、自分が殺したはずのトルンに出くわした…
小宝はその後、ロシアとの領土交渉などの功績により、一等の地位を与えられる。
その帰り道、表通りで皇帝と小宝を罵っている人物に出会う。其の人物は、小宝を都に連れてきた茅十八であった…。
25週
康煕帝は、小宝に自らの手で茅十八を罰するよう命じていた。小宝は処刑の直前に策を巡らせ、茅十八を救うことに成功する。
また、天地会では小宝が陳近南と茅十八を殺した犯人だと誤解されていたが、双児が陳近南を殺した犯人が鄭克爽だったと彼らに説明し、事なきを得る。
天地会の兄弟達は小宝に謝り、天地会のために康煕帝を殺してくれと頼んだ。
康煕帝は、小宝を呼び出して、馮錫范の死の真相についての説明を、台湾の民衆にするように言う。このことは小宝に、どちらか一つを選ぶしか道はないということを暗示していた。
天地会と康煕帝の間で板ばさみのジレンマに苦しむ小宝。ついに決断してとった行動は…?
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13週
四十二章経を狙うラマ僧達から逃げる小宝達。藁山の中に隠れた小宝は、鄭克[土爽]に濡れ衣を着せてラマ僧たちの前に連れ出すが阿珂がやってきて救ってしまう。
仕方なしに小宝は、ラマ僧たちと一戦を交える。そして小宝は彼らをからかって、中身のない『四十二章経』を渡した。すっかり騙されたバヤンは空の経典を持って去っていく。
そんな小宝の機転に九難は感激する。小宝は阿珂に近づきたい一心で、九難に、自分を弟子にして欲しいと頼み、九難の了承を得る。
街に着いた一行。九難は呉三桂を倒すことを目指す「殺亀大会」の集まりには出席せず、小宝に神行百変の技を伝える。
殺亀大会から戻ってきた鄭克[土爽]。福建省の盟主として選ばれたことを喜ぶ阿珂。そんな2人の様子が気に喰わない小宝は偶然現れたトルンや呉立身らに依頼し、鄭克[土爽]を散々な目に合わせるのだった。
14週
策を講じて鄭克[土爽]を陥れ阿珂と祝言を挙げた小宝。さらにそこに現れた蕃族によって鄭克[土爽]は拉致されていった。企みが成功しほくそえむ小宝。
しかし、鄭克[土爽]の師父である馮錫範によって蕃族が偽者であることがバレ、鄭克[土爽]も無事に阿珂の元に帰ってきてしまった。
そして全ての真相が明らかになり、小宝はとてもバツの悪い思いをする。それを知った阿珂は、更に小宝を憎く思うようになるのだった。
九難は、このままこれらの人々が一緒にいては、うまくいかないと考えて、二人は都に戻ることにする。都へ戻ってからの小宝は、元気がなく、多くの身分が重なってしまった今の自分の状況に悩んでいた。
皇帝に拝謁する小宝は、呉三桂を滅ぼすための策を命じられる。その帰り、小宝の元に康親王がやって来た。小宝を見るや否や、慟哭する康親王。その理由を聞くと、皇帝から康親王の持っている四十二章経を献上するように命じられたが、それが何者かに盗まれているため、小宝に別の四十二章経を盗んで来て欲しいという。
その経典は当然、小宝の手の内にあった…。
15週
小宝と友人だった呉三桂の配下・楊溢之が無残な状態で投獄されていたのを知った小宝は、天地会の配下に命じ、その黒幕を探るよう命じた。
楊溢之の投獄の理由は2つあった。1つは朝廷の役人である小宝との仲を、呉三桂への叛意と疑われたことだが、もうひとつモンゴルの王子・ガルダンと呉三桂との間で取り交わされていた何かが、楊溢之に知られていたことが原因だという。
小宝たちは策略を巡らせ、ガルダンの使者を捕らえると、呉三桂がモンゴル、チベット、ロシア、神龍教の四つの方向から、反旗を翻そうと企んでいることを聞き出す。
使者の消息が途絶えたことに気がついた呉三桂は、息子の呉応熊を公主の寝室に侵入させる。だが、逆に建寧公主の罠にはまってしまい。また小宝の巧みな嘘を信じた建寧公主は、自衛のために呉応熊を殺してしまう。
そんななか小宝は、阿珂が、呉三桂に生け捕りにされていることを知り、九難に助けを求めるが、断られる。実は阿珂は、呉三桂の愛妾である陳円円の娘だった。
16週
かつて陳円円を奪い合い争っていた呉三桂と李自成。20年前から続く怨恨の戦いが火蓋を切った。しかし、まさに決着がつくかというとき、九難が乱入してきた。
九難は、李自成に阿珂の本当の父親が誰かを尋ねる。李自成は、自分こそが阿珂の父親であることを暴露した。
それを聞いた九難は自分が民の皇帝の娘であると素性を明かし、呉三桂と李自成への復讐を挑もうとする。
そこに、呉三桂によって捕えられた沐剣屏と天地会の面々が連れ出されてきた…
北京に戻る途中、真実を知り悲観にくれた阿珂は李自成をひどく責め、身を投げる。李自成は阿珂を救おうとしたが、断崖から二人して転落してしまう。だが幸運にも、鄭克爽と馮錫范に助けられる。
自ら生命を捨てるようなことをするなと諭された阿珂は感動して考え直し、李自成を父親と認めるのだった。
17週
双児は『四十二章経』の羊皮にかかれた財宝の地図から、財宝は関外の鹿鼎山にあることを突き止めた。
小宝はこの秘密を心の中にしまいこみ、羊皮を焼いてしまう。後の災いにならないよう、康煕帝を思ってのことだった。
康熙帝は、外国人の手を借りて、大砲を製造することに成功し、小宝に神龍教を皆殺しにするよう命令する。だが、この全てがデブ行者や陸高軒の知るところとなり、神龍島に知らされてしまう。
神龍島付近で小宝は水中から溺れている痩せ行者を救い出した。そして神龍教の中で、内輪もめが起こっていることを知る。それを利用し、神龍教を徹底的に打ち負かしたが、小宝が生け捕りにされてしまう。
それを救ったのは双児だった。2人が関外まで逃げ延びると、雪の中でロシアの皇女のソフィアと出会う。口八丁にロシア皇女の信頼を騙し取った小宝は、ソフィアを連れて国へ戻る。ロシアでは神龍教の教主と秘密の計略が進められていた…
18週
雲南の早馬に乗って、都へ逃げたいと思っていた呉応熊は、小宝と競馬をすることになった。小宝は勝ちたいがために、彼の馬にハズの実を食べさせる。そのせいで馬は下痢で走行不能となり、呉応熊は生け捕りになった。
王屋山に到着した小宝は曾柔と再会する。二人は愛し合い、小宝は本来の目的を忘れて浮かれ呆けていた。
しかし神龍教の洪教主たちは、すでに揚州までやってきており、小宝を生け捕りにしようと狙っていた。
揚州に到着し、長年会えずにいた母親と再会するため麗春院へ行く小宝。
偶然にも麗春院では、阿珂と鄭克爽が、モンゴルの王子ガルダンと密約を交わし、謀反の計画をたてているところだった…
7週
皇太后を傷つけ、争いを起こした陶紅英だったが、そこを小宝が助けて、二人で慈寧宮を逃げ出した。
彼女は小宝に今後気をつけるようにと言い残して、その場を去っていった。小宝は、皇太后から逃げ切ることは難しいと考えて、その真相を康熙帝に告げて逃げようと考え、自分がいかにして宮中に入ったか、また身の上についての全てを打ち明ける。
それを聞いた康煕帝は、これまでの小宝の嘘に怒ることはなかった。だが、皇太后の秘密の件に関しては信じようとせず、小宝に皇太后について伺い探らせる、そこで、小宝は、殺された宮女は実は女装をした男性だったことを発見する。
父親である順治帝がまだ生きていることを聞いて喜ぶ康煕帝。先手を打つために、小宝を五台山の順治帝に会いに行かせることにした。
しかし、再び現れた陶紅英は、小宝に皇太后と皇帝のことに関わらないよう警告し、また『四十二章経』の秘密の由来を打ち明ける。そして神龍教の勢力に注意をするように告げたのだった。
8週
雨宿りのため入った不気味な気配のする屋敷で、一人になってしまった韋小宝。幽霊屋敷だと怯えていると、ふいに1人の美少女が現れた。
双児と名乗ったその少女は、オーバイを殺したのが韋小宝なのを確かめると、館の主を連れて戻ってきた。
屋敷の主人は、小宝にお礼として双児を一生の小間使いとして託す。彼女は泣く泣く家を離れて小宝と共に五台山へ行くことになった。
双児は自分の身の上の事情を全て小宝に話す。小宝は彼女のために、彼女をこらしめた呉之栄の悪党を捕らえて、うっぷんを晴らしてやると誓う。
小宝は、仏門徒に変装して清涼寺にやってきて方丈と出会い、法要に加わりたいと説明するが断られるのだった。
そんななか、ラマ僧のバヤンが、僧侶達を引き連れて、順治帝をさらいに来るが、それを見抜いた小宝が妨害する。
その頃、神龍教では四十二章経を偽皇太后から奪った人物として、小桂子の捜索が手配されていた…
9週
小宝は、方怡と共に舟に乗り、神仙島にやってきた。草花が多数生い茂る美しい島だったが、その島にはものすごい数の毒蛇が生息していたのだった。
方怡は小宝を騙してここに来させたのだが、洪夫人は、約束していた解薬を方怡と郡主に渡そうとしない。そこで、初めて罠にはめられたと気付き、小宝を騙して連れて来てしまったことをも後悔する。
神龍の大殿で、陸高軒とデブ行者が小宝を連れて、神龍教の教主の妻の蘇せんに会う。小宝の甘い言葉は、彼女を喜ばせることにより、小宝はうまく災難を逃れることができた。
そして、偶然とはいえ、教主らを助ける形となった小宝は、ここでも教主から幹部の地位を授けられるのだった。
神龍教の任務を抱えて都に戻った小宝。そこで康熙帝の妹の建寧公主に遊び相手として散々な目に合わされるのだった
10週
韋小宝が神龍教の幹部・白龍使であることを知った皇太后はこれまでの小宝への対応と打って変わり、小宝の命令に忠実に従うようになった。
皇太后に小宝が呼び出されたと聞いた皇帝は、以前同様皇太后に危険な目に合わされているのではないかと小宝を心配し、侍衛を使いに出して呼び返す。そして、先帝の身を守るための出家準備が整ったことを伝えた。
少林寺への道中に博打に興じるなどしている間に、小宝は曾柔に出会う。その美女が気に入った小宝はサイコロを記念に贈る。
少林寺で過ごす毎日はとても長く退屈なものだった。そんなある日、寺を抜け出した小宝は、阿珂や阿琪という美女達と出会う。絶世の美女である阿珂の美貌に一方的に魅了された小宝は、妻にすると誓い、追い掛け回すのだった。
11週
少林寺にガルダン、痩せ尊者らがやってきた。彼らは少林寺の武術を披露してほしいと住職に語るが、その実は先日捕らえた緑衣の少女を取り返すためにやってきたのだった。
一触即発の状態を救ったのは、彼らとともにやってきた平西王府の楊溢之だった。雲南平西王の息子・呉応熊が宮廷滞在中に起きた皇帝暗殺の嫌疑を小宝が晴らしてくれたことや、出家前は太監であったことを話す。小宝の智慧や聡明さを知ったガルダンは、自己の力量を知って、ただ去るしかなかった。
騒動の一行と入れ替わる形で、張康年が皇帝の密勅を持ってやってくる。密勅には、「五台山清涼寺の住職を任ずる」と書かれていた。小宝は、少林寺から澄観、十八羅漢、その他総勢36名の僧侶、そして双児を連れ、清涼寺に向かうことにした。
清涼寺は、数千名の道士に包囲されていた。皆の目的は順治帝である。小宝は一計を興じ、道士に扮装して、うまく順治帝たちを逃げさせる。
12週
少林寺にガルダン、痩せ尊者らがやってきた。彼らは少林寺の武術を披露してほしいと住職に語るが、その実は先日捕らえた緑衣の少女を取り返すためにやってきたのだった。
一触即発の状態を救ったのは、彼らとともにやってきた平西王府の楊溢之だった。雲南平西王の息子・呉応熊が宮廷滞在中に起きた皇帝暗殺の嫌疑を小宝が晴らしてくれたことや、出家前は太監であったことを話す。小宝の智慧や聡明さを知ったガルダンは、自己の力量を知って、ただ去るしかなかった。
騒動の一行と入れ替わる形で、張康年が皇帝の密勅を持ってやってくる。密勅には、「五台山清涼寺の住職を任ずる」と書かれていた。小宝は、少林寺から澄観、十八羅漢、その他総勢36名の僧侶、そして双児を連れ、清涼寺に向かうことにした。
清涼寺は、数千名の道士に包囲されていた。皆の目的は順治帝である。小宝は一計を興じ、道士に扮装して、うまく順治帝たちを逃げさせる。