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13週
四十二章経を狙うラマ僧達から逃げる小宝達。藁山の中に隠れた小宝は、鄭克[土爽]に濡れ衣を着せてラマ僧たちの前に連れ出すが阿珂がやってきて救ってしまう。
仕方なしに小宝は、ラマ僧たちと一戦を交える。そして小宝は彼らをからかって、中身のない『四十二章経』を渡した。すっかり騙されたバヤンは空の経典を持って去っていく。
そんな小宝の機転に九難は感激する。小宝は阿珂に近づきたい一心で、九難に、自分を弟子にして欲しいと頼み、九難の了承を得る。
街に着いた一行。九難は呉三桂を倒すことを目指す「殺亀大会」の集まりには出席せず、小宝に神行百変の技を伝える。
殺亀大会から戻ってきた鄭克[土爽]。福建省の盟主として選ばれたことを喜ぶ阿珂。そんな2人の様子が気に喰わない小宝は偶然現れたトルンや呉立身らに依頼し、鄭克[土爽]を散々な目に合わせるのだった。
14週
策を講じて鄭克[土爽]を陥れ阿珂と祝言を挙げた小宝。さらにそこに現れた蕃族によって鄭克[土爽]は拉致されていった。企みが成功しほくそえむ小宝。
しかし、鄭克[土爽]の師父である馮錫範によって蕃族が偽者であることがバレ、鄭克[土爽]も無事に阿珂の元に帰ってきてしまった。
そして全ての真相が明らかになり、小宝はとてもバツの悪い思いをする。それを知った阿珂は、更に小宝を憎く思うようになるのだった。
九難は、このままこれらの人々が一緒にいては、うまくいかないと考えて、二人は都に戻ることにする。都へ戻ってからの小宝は、元気がなく、多くの身分が重なってしまった今の自分の状況に悩んでいた。
皇帝に拝謁する小宝は、呉三桂を滅ぼすための策を命じられる。その帰り、小宝の元に康親王がやって来た。小宝を見るや否や、慟哭する康親王。その理由を聞くと、皇帝から康親王の持っている四十二章経を献上するように命じられたが、それが何者かに盗まれているため、小宝に別の四十二章経を盗んで来て欲しいという。
その経典は当然、小宝の手の内にあった…。
15週
小宝と友人だった呉三桂の配下・楊溢之が無残な状態で投獄されていたのを知った小宝は、天地会の配下に命じ、その黒幕を探るよう命じた。
楊溢之の投獄の理由は2つあった。1つは朝廷の役人である小宝との仲を、呉三桂への叛意と疑われたことだが、もうひとつモンゴルの王子・ガルダンと呉三桂との間で取り交わされていた何かが、楊溢之に知られていたことが原因だという。
小宝たちは策略を巡らせ、ガルダンの使者を捕らえると、呉三桂がモンゴル、チベット、ロシア、神龍教の四つの方向から、反旗を翻そうと企んでいることを聞き出す。
使者の消息が途絶えたことに気がついた呉三桂は、息子の呉応熊を公主の寝室に侵入させる。だが、逆に建寧公主の罠にはまってしまい。また小宝の巧みな嘘を信じた建寧公主は、自衛のために呉応熊を殺してしまう。
そんななか小宝は、阿珂が、呉三桂に生け捕りにされていることを知り、九難に助けを求めるが、断られる。実は阿珂は、呉三桂の愛妾である陳円円の娘だった。
16週
かつて陳円円を奪い合い争っていた呉三桂と李自成。20年前から続く怨恨の戦いが火蓋を切った。しかし、まさに決着がつくかというとき、九難が乱入してきた。
九難は、李自成に阿珂の本当の父親が誰かを尋ねる。李自成は、自分こそが阿珂の父親であることを暴露した。
それを聞いた九難は自分が民の皇帝の娘であると素性を明かし、呉三桂と李自成への復讐を挑もうとする。
そこに、呉三桂によって捕えられた沐剣屏と天地会の面々が連れ出されてきた…
北京に戻る途中、真実を知り悲観にくれた阿珂は李自成をひどく責め、身を投げる。李自成は阿珂を救おうとしたが、断崖から二人して転落してしまう。だが幸運にも、鄭克爽と馮錫范に助けられる。
自ら生命を捨てるようなことをするなと諭された阿珂は感動して考え直し、李自成を父親と認めるのだった。
17週
双児は『四十二章経』の羊皮にかかれた財宝の地図から、財宝は関外の鹿鼎山にあることを突き止めた。
小宝はこの秘密を心の中にしまいこみ、羊皮を焼いてしまう。後の災いにならないよう、康煕帝を思ってのことだった。
康熙帝は、外国人の手を借りて、大砲を製造することに成功し、小宝に神龍教を皆殺しにするよう命令する。だが、この全てがデブ行者や陸高軒の知るところとなり、神龍島に知らされてしまう。
神龍島付近で小宝は水中から溺れている痩せ行者を救い出した。そして神龍教の中で、内輪もめが起こっていることを知る。それを利用し、神龍教を徹底的に打ち負かしたが、小宝が生け捕りにされてしまう。
それを救ったのは双児だった。2人が関外まで逃げ延びると、雪の中でロシアの皇女のソフィアと出会う。口八丁にロシア皇女の信頼を騙し取った小宝は、ソフィアを連れて国へ戻る。ロシアでは神龍教の教主と秘密の計略が進められていた…
18週
雲南の早馬に乗って、都へ逃げたいと思っていた呉応熊は、小宝と競馬をすることになった。小宝は勝ちたいがために、彼の馬にハズの実を食べさせる。そのせいで馬は下痢で走行不能となり、呉応熊は生け捕りになった。
王屋山に到着した小宝は曾柔と再会する。二人は愛し合い、小宝は本来の目的を忘れて浮かれ呆けていた。
しかし神龍教の洪教主たちは、すでに揚州までやってきており、小宝を生け捕りにしようと狙っていた。
揚州に到着し、長年会えずにいた母親と再会するため麗春院へ行く小宝。
偶然にも麗春院では、阿珂と鄭克爽が、モンゴルの王子ガルダンと密約を交わし、謀反の計画をたてているところだった…
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